そして…放たれたセラピストたち
放たれた…とは
一緒に北海道での素晴らしい時間を過ごしてくれた仲間しおりんの言葉…
あまりにもぴったりで使わせてもらいました。
ラ・ターブルベールさんのハーブガーデンは
わたしたちにとっては夢のような時間でした。
まずはハーブガーデンの見学。
尾形さんの奥様がひとつひとつ植えてあるハーブを説明してくださいました。
ハーブにくわしい友人たちはメモを録りながら…
見たことも聞いたこともないようなハーブ…
天が作ったその美しさに魅せられながら
その健やかさに心も身体も力が湧いてきます。
石狩浜はハマナスの自生地。
もちろんラ・ターブルベールのお庭にもきれいに咲いて
その姿も目に焼き付いていたのに…
写真を撮っていなかったということにいま気づいています(笑)
ミツバチたちのように私もここで花粉をはこびたい…(笑)
じゅうぶんにハーブガーデンを堪能させていただいたあと、
そしてスタッフの方々から笑顔で
「みなさん、妖精になってください♡」
「おすきなハーブを摘んでハーブティーにしましょう」
と手渡ししていただいたカゴをもって
わたしたちはハーブガーデンに放たれたのでした♪
なんて至福の時間。
あまりの完璧な美しさに手を触れるのが
おそれ多く感じた花々や葉の香りを目いっぱい楽しんで摘めるなんて…
でも、ここはミツバチのためのガーデン。
ほんの少しずつあちらこちらのハーブからおすそ分けいただきました。
みんなで
それぞれが選んだハーブティーの
テイスティングも楽しく…
少しのブレンドの違いで香りも味も趣がかわり
自然のめぐみをいっぱいいただきました。
そして念願だったワークショップ。
セントジョンズワートオイル作り…
みんな真剣です…
静かです…(笑)
そして巣箱からとりだされた巣からの
採蜜体験と試食!
ミツバチが作った正六角形も
神秘的で美しく…
蜂蜜はミツバチが冬眠する時の貯蔵食品として
作りためているもの。
ミツバチが一生かけて作る蜂蜜は
たったのスプーン一杯。
彼らの分の残りをいただいているのです…
スタッフの方がサプライズで
蜂蜜の一番おいしい食べ方!の
アイスの周りに蜂蜜を流していただくために
アイスクリームを用意してくださっていました。
なんて贅沢…そして蜂蜜の清らかな甘さ…
ラ・ターブルベールさんでは
ミツバチの生活するように蜂蜜を丁寧に丁寧に扱っていらっしゃいます。
非加熱はもちろん、2回ろ過機で濾してから
布で小さな不純物までとりのぞいていらっしゃいます。
とても時間のかかる作業です。
そして巣箱とおなじ温度の30度で保存…
優しい味が染みわたってきました。
働き者のラ・ターブルベールさんのミツバチは
近くのオーガニック野菜の農場でポリネーターとしても活躍しています。
ラ・ターブルベールさんで過ごさせていただいて
かけがえのない時間を体験することができました。
大地とつながった場所。
厳しい寒さの場所だからこそなのか
生命力の逞しさに圧倒されました。
美しいだけではない地球という生命の営みのなかでの
暮らしを支えている場所…
アロマセラピストは植物からの恵みをいただくばかり…
わたしがこの地球の一部としてできること、
植物への向き合い方にもう一度
立ち返って考えていきたいと深く感じました、
尾形ご夫妻、スタップの皆様方、
そしてご縁をつなげてくださった札幌のセラピスト目黒さんに
深く感謝しています。
ありがとうございました!