おとずれた街に住むことで思い出したこと、気づいたこと
4月2日から2週間。 盛岡で過ごしていました。
東京に比べると寒いのだろうな…と覚悟はしていました。
2月はもちろんのこと、3月ににおとずれた時にも
「寒い」というより「痛い」「冷たい」
と感じていたので。
4月の盛岡は予想を上回っていました。
空は重く、日差しは暗く、風は強く、雨は冷たく…
(でもとっても空気が美味しいんですよ♡)
買い出しに出かける毎日。
そうしたら…気づいたんです…
家を出たら「わ!寒い!」と感じていても
しばらく歩くうちにからだが馴染んでいくこと。
ちっとも寒くなくて心地よい。
不思議…
盛岡はとても水の豊かなところです。
北上川、中津川、雫石川。
清らかで滔々と流れる3本の川が暮らしの近くにあります。
ちょうどよい潤いが空気に含まれて
身体の水分が同調してるのでは?…
という感覚…
寒さ、冷たさと身体が一体化!な感覚…
心地よいのです。
この感覚…思い出しました。
生まれ育った北海道の冬と似ている。
東京に住んで慣れなかったのは
冬の寒さでした。
ぴゅーっと吹く風が
身体をとおって熱を奪っていく感じ。
外にいるだけでも
足元から寒さがしみ込んでくる感じ。
そうだった…
湿度50%を下がると
身体から水分が抜けていくというお話しでした。
乾燥している東京の冬は
身体の水分が抜けていくとともに寒さが入ってしまうのか…
4月初旬の盛岡は
わたしの身体の水分を体感することができた
とても貴重な体験になりました。
冬の湿度が…とか、冬はからだが乾燥する…とか
いっても静電気が発生するほど乾燥するまで
なかなかからだの水分を感じることはありません。
からだの7割は水分に満たされている。
それが実感できた時間でした。
もしかして、冬の水対策が効いていたのかな?
寒さに馴染んだからだが愛おしく感じた盛岡。
そして盛岡はお水がとーっても美味しい!
来年の春は思いっきり心のばして
盛岡の初春を楽しみたい。